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精神科医は「心の休め方」なんか知らない

これはひどいseseragi-mentalclinic.com
ホッテントリに載っていたので、既にこの記事読んだ人に聞きたい。
これどう思いますか。何か納得できましたか。実用的な知識を得られましたか。
何もないでしょう。
書いてる人が核心部分の答を知らないんだから当然です。


ざっとツッコミます

1.休むというのは、身体を休めることだけではない
     (中略)
精神科における「休みましょう」というのは、主に「こころを休めるような生活をしましょう」という意味になります。

「こころを休める」。
言うのはタダですがこの記事の何が酷いって
書き手がその「こころを休める」実践手段をなんら持ってないことです。

2.こころの休め方は人それぞれ違う
     (中略)
人それぞれで異なるため、誰かに聞けばこころの休め方が分かるというものではありません

病人に治療法を尋ねられてこんないい加減な返事をするのが専門家ですか。
この返答は何も与えてないでしょうに。
こんな誤魔化しでいいなら口の上手い素人でも言いますよ。

3.自分のこころの休め方を見つけるためには
     (中略)
一般的な「こころが休まるよ」と言われている方法を試してみて、自分に合うのか判断してみるというのは有効な方法です。
     (中略)
ちゃんと思いだせば、生きてきた中で「この時はこころが休まった」と感じた時は必ずあるはずです。ゆっくり思い出せる時間を作って、自分のこころが休まった経験を思い出してみるという方法もとても有効です。

あくまで病人に治療法の発見を投げていくスタイル。
なお民間医療の中から自分に合うものを探すのが有効の模様。
こんな専門家が社会に必要あるんでしょうか?


しかもこの説明は
「病人たる人間が自分で自分の心の動きを正しく観察できる」という
明らかに間違った前提に拠らないと成り立ちません。
鬱病でない人間にも普通そんなことは出来ません。皆病人です。
つまりこれを書いてる人自身も立派に病人であり頭がいかれています。
人の病気を治す能力は望めないと思います。


精神科医への拭いきれない懐疑

そもそも精神科医と言う連中は何かの役に立つんでしょうか?
この酷い記事を読む限りでは穀潰しとしか思えない。
この書き手がたまたま年季の浅い能力の乏しい駆け出しで、
本格派のバシバシ病気を治せる精神科医が別に居るんでしょうか?



そのわりにはネットでもリアルでもおかしい人はずっとおかしいし、
有名人でも身近な人でも精神的に崩れたら大抵そのままか悪化です。
「心の病気は身体の病気より難しいから」? 
もしかするとそうなのかも知れませんが、だから治療出来ないというなら
そんな専門家は現実問題として「役立たず」という他ないのでは?



新幹線で焼身自殺する奴は居るし、
ミロードデッキで焼身自殺する奴はいるし、
青二才さんの躁鬱だって一体何年治らないんですかね。
精神科医に病気を治す能力があるなら有り得ないことばかり起こってます。
自身精神科医の香山リカも自分を制御できずにあのザマです。
(あれ絶対未だに狂ってる自覚ないでしょう。)




残りのツッコミ

4.こころを休めるに当たり、周囲の方に理解して欲しいこと
     (中略)
「自分にはよく分からないけど、あの人によってはあれがこころを休める治療になっているのだろう」と周囲の方には、なるべく理解する姿勢を持っていただきたいのです。

「”治療”がほんとに治癒に役立つのか部外者に判断出来ない」
こんなの精神科だけじゃなくて内科でも外科でもそうですよ。
部外者だけじゃなく患者・病人自身にだって医療行為なんかわからない。
治療者が確信持ってその治療法を実行し治すならそれでいいわけです。


精神科がとんでもないのは治療者が確信を持ってないことですよ。
治療者にすら患者が遊んでんのか治療してるのかわからない、
もちろん患者本人も遊んでんのか治療してるのかわからない、
こんなん部外者が理解できるわけないでしょう。

5.こころを休めるに当たり、本人が気を付けるべきこと

アホ臭いから引用ももうしません。
長々もっともらしく馬鹿でも書けるようなことだけ書いています。



これほんとになんかの専門家なんですかね。
専門家ならではと思わせる有用な知見が皆無のすごいコラムです。
ライフハックの記事でも書いてりゃいいんじゃないでしょうか。