ここはお前の日記帳

主にはてなブログやはてなブックマークから気になったことを

恋愛やセックスは遠くない未来に生身からパージされると思う。

内容にはかなり同意だが、それの正体は「マッチョイズム」ではなく単に「商業主義」だと思う。メディアが煽る価値観消費。
別に男だけにプレッシャーがかかってるのではなく女にも相当掛かってるでしょう。


未だにメディアの煽りに飯能がいいのはむしろ女性の方なんじゃないかと思う。
なんか女性誌の方がライフスタイルに関する指図や誘導や変な造語が未だに多いから。


男性向け雑誌にも仮想のアニキ的立場から指図や誘導をしようとする誌面のものはあるけれども、今やそういうものから漂う泥臭い加齢臭は半端じゃない。上手くやれてるとは言いがたい(まあ女性誌も一部滅び始めてるらしいが)


二次元の女キャラは、三次元女性固有の性的価値を削ぐって????
そんなもんどんどん削げ!!性的消費なんてどんどん外注してしまえ!!むしろ全て外注しろ!!
「性的に認められることが人間としての価値」みたいな価値観なんかどんどん無くしていけ!!

前からブコメ等で繰り返し言ってるんだけど、最終的には「性欲や恋愛感情を生身の人間に向けるのは野蛮な変質者」という社会が訪れると思う。これは願望ではなくかなり自信のある予測。


ピュアな恋愛感情*1と言う妄想を受け止めさせる客体にはどう考えても生身の生物よりコンテンツの方が優れている。至高の恋愛というのは昔から(最低でも平安時代までは遡れる)コンテンツの中だけにあって、コンテンツで恋愛願望を充足するのはむしろ正道・王道だ。ラブプラスユーザーが異様に見えたり惨めに見えたりしたのは端末の進歩がまだ不十分だったからに過ぎない。


もののわかった人というのは昔からコンテンツの中でこそ理想の恋愛を追求してきたし、これから先は技術進歩がその味方をするだろう。ありえないテンションの恋愛やセックスを提供するVR技術の革新には生身は追いつけない。もののわからない凡夫層でも刺激の強いVRにより流れていくだろう。


この話をするとだいたい「ディストピアじゃねーか」みたいな反応が返ってくるけどそんなことは絶対にない。
妄想と現実の区別をつけて、どっちも支障なく楽しめるようになりましょうと言ってるだけだ。
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*1:ここでの「ピュア」は現実から別れていると言う意味。「ピュアな恋愛感情」にはいわゆる性的消費も含む。